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薬物依存は、特定の薬物を1回使用したことから始まります!
依存性薬物は中枢神経に直接作用し、快感や陶酔感をもたらすものや心の苦痛がかるくなるもの、幻覚体験を起こすものなどがあり、一度体験すると、再びその快楽を味わいたいという欲求が起ります。
そして、続けて使用するうちに、その薬物がないと居られなくなり、借金や犯罪など、手段を選ばずどんなことをしてでも、その薬物を手に入れようとします。
こうして、薬物依存症の顛末は、幻覚・妄想等を伴う中毒性精神病、内臓障害、死に至る昏迷や中毒死などから、有機溶剤を吸引中の引火による火傷など様々です!
また、幻覚を起こし人を傷つける、放火、殺人といった犯罪も起こすことが多く、治療せずに薬物を使用し続ければ、確実に人格は完全に崩壊してしまいます。
症 状
有機溶剤(シンナー、ボンド等)
これは、吸引で使用されます、吸引直後は頭がぼんやりし、幸福感や浮遊感を得られ、周囲の状況を誤認して暴力をふるうこともあります、また犯罪を起こす場合も生じます。
足がふらつき、ろれつが回らなくなり、脳の萎縮、手足の知覚障害、肝臓や腎臓などの内臓障害、視力の低下、体重の減少などが現れます。
また、吸引することで空腹感や口の渇き感まで麻痺し、急性の脱水症状や栄養失調になることもあります!
覚せい剤より少ないといわれるが、手の震え、不眠、悪夢、吐き気、錯覚、幻覚、妄想などが現れます。
覚せい剤
吸引や注射、内服などで使うことにより、初期は幸福感や陶酔感、疲労感の軽減、食欲不振、刺激に敏感などの症状が現れる。
続けていると、不安や恐怖感、同じ動作を繰返す、意味不明の言葉を話す、突然周囲の物を投げたり叩いたり、暴力をふるうようになり、睡眠時間が少なくても眠気はなくなり、薬が切れた時の疲労感は.、強く現れます。
顔色が悪くなり、呼吸、脈拍.が早くなり、血圧が上がり、寒気、吐き気、嘔吐、食欲不振などが現れます。
また、大量に注射すると、急性中毒症状が現れ、呼吸抑制、全身のけいれん、昏睡状態から死に至ることもあります。
有機溶剤中毒よりも遥かに強く、不安、無気力、脱力感、不眠、憂うつ、怒りやすくなり、発汗、吐き気といった不快感が現れます。
幻覚や妄想が強くでることもあり、こうした不快感が辛い為、再び薬物に手を出すという悪循環が続き、中毒性精神病へと移行します!
薬物による依存は、想像を絶するほど.強いものです!この為、本人1人の力では治療は困難です、
精神科医や精神保健センターなどに相談し、治療をしよう!
また、家族に問題があることもあるので、家族全員の問題と捉えることが大切です。
追 記
市販の咳止め薬・頭痛薬など治療用薬物でも依存症になります、始めは治療の為一定量を内服していたのが、量が増えたり、症状がないのに飲まずにいられなくなったりします。