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摂食障害は、極端に拒食と過食を繰返し、心身に様々な障害が現れるようになる、
食事制限のダイエットが極端に進みすぎ、食べ物を殆ど受けつけなくなってしまう、また、食べても、下剤や利尿剤を乱用したり、口の中に指を入れて無理やり吐くようなことを行う・・・これが拒食症(神経性無食欲症=アノレキシア)です!
痩せ過ぎの状態でも、本人は痩せなければという、脅迫的な思いを振り払うことができないまま、拒食を続けます!
逆に、異常に食欲が増し、一度に大量食べる・・・これが過食症(神経性大食症=フリミア)です!
拒食症と過食症を総称して摂食障害と呼びます、
この病気は、10代後半~20代後半までの比較的若い女性に多く見られるが、最近は、中高年や男性にも時々見られます!
殆ど、拒食症が続いた後過食症になる症状が現れます、きっかけの多くはダイエットですが、背景には複雑な心理的な問題が原因となっていることも少なくないです!
拒食症状
食事の症状を極端に制限したり、限られた低カロリーの食べ物しかとらない、あるいは全く食べない・・このような症状から始まります!
食事に制限をすると、普通は体力が落ちるはずですが、拒食症では、逆に活動的になるのが普通です、
女性の場合は、無月経、貧血、低体温、内臓障害等の身体的な障害が現れてきます!
過食症状
拒食が続いた後に、食べたいという欲求を抑えきれず、常識では考えられないような量の食事をするようになりす、食べ続けることにより、ある一定の体重を超えたりすると罪悪感を抱き、次は、食後に多量の水を飲んで吐く、指を入れて吐く、下剤を飲むなどして、食べた物を吐き出そうとします、
嘔吐を繰り返すうちに、胃や食道の炎症、低血糖、歯の損傷、低カリウム血症などの身体的な障害が現れてきます!
受診の目安、.
拒食症は、本人は、自分は太っているという認識が強いので、自分自身が自発的に受診を行うのは難しい、この為周囲の人が気付いて受診させる事がほとんどですが、治療に対して抵抗が強い為、診察を受けるまでには、根気よく説得する必要が生じます!
過食症は、愈うつ、イライラ、自己嫌悪といった自覚があり、悪い事だと思っているのに、過食が止められないことで、自身は苦しんでいます、この為、周囲の人は、一緒に治そうというような、姿勢で受診を勧めるようにしましょう。
尚、この病気は、本人だけで治そうとしても、満足な結果を.得られないものです、家族は、行動面だけに関心を持たず、性格、対人関係、家族関係など.心理的な背景にも目を向け、一緒に治療に参加すると言う気持ちで、本人が治療を受けながら、理解してあげる.ことが大切です。
↓・・・参考になる本を、選んでみました
- 家族で支える摂食障害―原因探しよりも回復の工夫を
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- 「食べない心」と「吐く心」―摂食障害から立ち直る女性たち/小野瀬 健人
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標準体重とは・・・?
日本肥満学会の基準
BMI 基 準
<19.8 痩せ
19.8≦~<24.2 標準
24.2≦~<26.4 過体重
26.4≦ 肥満
これが基準とされているようです・・・WHOの基準は、これよりあまく、標準体重が18.5≦~<25.0基準となっています、
標準体重(BMI)=体重(㎏)/(身長(m)×身長(m))・・・で求める。
私は、標準はもう少し上でも良いような気がしますが、標準の22と言う数字は、成人病などの疾患が、もっとも少ない体重となっているので、これが標準としているようです。
しかし、標準体重が一番良いとは限らないので、人それぞれのベスト体重があると思われるので、注意を要するところです!
そう、肥満の判定は体脂肪を計るのがベストです、
体脂肪率の標準値
30歳未満の男性:14~20%・・・・・女性17~24%
30歳以上の男性:17~23%・・・・・女性20~27%
さて、肥満とは体内に脂肪が蓄積した状態ですが、標準体重より重いから肥満と言う単純なものではありません!
体重が多いことではなく、体脂肪が多いことです。
自分の身体は自分で管理しましょう・・・!