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マンションの温泉施設で、レジオネラ菌が、検査によって多量に発見され、給湯施設が使用中止になったという記事を見かけました!
ジオラス症で、過去には死者が発生した事例もあります。
レジオネラ菌とは、
この菌は、自然界では池・湖沼・河川・土中のアメーバーの細胞内に寄生しています。25℃~43℃で増殖し、36℃程度が一番繁殖する温度です!PHが6.8~6.9の範囲でしか増殖しません。
70℃以上の高温では1分以内に死滅します。菌の潜伏期間は、2~10日です。
また、人間の生活環境設備にもいます。温泉・循環式風呂・サウナ・公衆浴場・空調設備・冷却塔・給湯設備・加湿器・プール等にいる可能性があります。
菌の大きさは、長さ2~20ミクロン・幅0.3~0.9ミクロン(1ミクロンは1/1000㎜)の細長いグラム陰性の菌です。
レジオネラ症は、菌に汚染された細かな水滴を吸い込んで、金が肺に侵入して起きる症状で、菌に汚染された水を飲んでも感染はしません!
尚、水道水は塩素で消毒(死滅)しているので、この菌には.汚染されていません!
レジオネラ肺炎にかかり易い人は、乳幼児・高齢者・免疫機能が弱った人や喫煙者、飲酒者などが多い。また、発症比率は、男3:女1で男性に多い。
この肺炎には、軽症の感冒タイプのポンティク熱と呼ばれるものと、重症となるレジオネラ肺炎を起こす2種類があります。
ポンティク熱と呼ばれるものは、頭痛・発熱・筋肉痛・関節痛・下痢などの症状が生じるが5日以内に、自然治癒します!
しかし、重症のレジオネラ肺炎は、2~10日の潜伏期間があって、高熱・悪寒・筋肉痛・吐き気・眠気・手足の震え・意識障害等を呈します、発症後、急激に症状が悪化し、適切な治療を行わないと7日以内に死亡すると言われています。
死亡率は、他の細菌ウイルス肺炎より高い。
レジオネラ肺炎は、臨床症状では,他の細菌性肺炎と区別は困難だが、尿検査.などで原因を確定出来ます。
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