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地方新聞(高知)の、トップページに興味をひく記事が掲載されていました!
この記事の転載です・・・(連続だ・・)
小中学生のうつ病と躁うつ病の有病率です!
意外に高い結果なので・・・驚きました。
小学4年~中学一年生の一般児童(738人)に医師が直接面接して診断した調査で、うつ病と躁うつ病の有病率が4.2%の結果となった。・・・(医師が面接する大規模な調査は国内初だそうです)
そして、中学一年に限ると10.7%となった。研究チームの伝田健三・北大大学院准教授(精神医学)は、「これほど高いとは驚きだ。これまで子供のうつは見過ごされてきたが、自殺との関係も深く、対策を真剣に考えていく必要がある」と言っています!
調査は、北海道の協力が得られた、小学校8校、中学校2校にそれぞれ4~6人の精神科医が出向き問診、小児・思春期用の基準に基づき診断した!
それによると、軽症のものを含めうつ病と診断されたのは、全体の3.1%、躁うつ病が1.1%、学年別に見ると、4年生で1.6%、5年2.1%、6年4.2%と学年が上がるほど割合が.高くなる。
就寝、起床時間、外で遊ぶ時間、テレビの視聴時間等の生活スタイルも尋ねたが、分析の結果,関連は見られなかった!
また、高機能自閉症などの「高機能広汎性発達障害」や注意欠陥障害(ADHD)が疑われたケースが2.6%あったが、日常生活や発達歴に関する情報がない為、明確な診断に至らなかった。
薬より安心と休養を・・・!
(児童精神科医の石川憲彦さんの話)
今回の調査データーは、学校などの子供社会に不自然なストレスがかかっている現状の警鐘として位置づけられているが、一方で、診断された子供や親の不安をあおる懸念もある。
子供のうつ病は症状の重さに非常に.幅があり、うつ病と診断されたからといって、直ぐに投薬が必要なわけでない点に注意が必要だ。
イライラなどの症状がある子供には、まず安心感と休養を与え、症状を生んでいる原因を周囲が協力して取り除いてやることが何より大切だ。
子供の頃から、うつ病などが発生しているとは、大変な世の中だ!子供は、こんな病にならないような環境の世界にしてあげたいですね。