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アケビは、日本全国の山(雑木林等)に自生しているツル性の植物です。私が子供の頃(十数年前)は、山等で採って食べた思い出があります。その頃は多く見かけたが最近は少ないような感じがします。これは全国的な傾向のようです。
産地としては、山形県が有名です。
名前は、熟してく来ると果皮が割れ、この状態が人があくびをしているようなので・・(あけび)また、硬い皮が割れて開くことから・・・『開け実』・・・と呼ばれ~あけび・・・等の説があります。
漢方では、蔓を木通(もくつう)と呼んでいます。
普通は、果皮が割れてきた頃に中の実を食べます、実はゼリー状の半透明な状態で種を包み込むような状態です。
味は、熟してくると素朴で濃厚な甘みありますが、小さくて黒い種が多いので嫌う人が多いようです。
生の他に、乾燥させた物も流通しています。また、最近あまり見かけないが、蔓は丈夫なので籠細工などに利用されます。
実の表面が部分的に変色(黒っぽく)が発生することがあります。
最近注目されているなが果皮を調理して食べる方法です。
味噌煮・焼いたり、汁物に入れたりする料理が食欲をそそります。ほろ苦い風味があるが、この苦みがゴーヤのように体に良いといわれています。
栄養成分
糖分が比較的多いのでカロリーは高めです。骨を強くするカルシウムやマグネシウム・血圧に良い効果があるカリウム、そして細胞の新陳代謝に必要な葉酸、免疫力を高めるビタミンCが多く含まれています。
また、果皮には抗酸物質のアントシアンが含まれている。
利尿作用、鎮痛作用、ガンの予防作用に役立つ言われているアケビサポニンもツルの部分に含まれています。